官製相場といわれる日経平均も、年末に向けて天井感が漂ってきました。ただ、よく考えてみると、今の株高の株価水準を一番下げたくないと思っている人達は、日本政府のはずです。GPIFの年金資金や、日銀がETFを恐ろしい額をつぎ込んでいるので、株価の下落は、我々以上に日本政府にとって最も不都合なことだと思います。
そういうことなので、おそらく、この株価水準が年末年始に向けて、どんどん下がることはないとは思っていますが、個人的には、現在保有している銘柄の損出し、手仕舞いもそろそろ検討していきたいと思います。
もちろん、これから新規で買い、越年する銘柄も出てくるとは思いますが、税金のことも頭に入れ、無駄な税金を払わなくて済むように、大暴落中のサイバー・バズ(7069)は年内に売却、損切の方向で考えています。
さて、今年最後の12月相場、12月度第3週の月次損益(特定口座分)を報告させていただきます。
■2020年12月度 第3週:特定口座分の確定損益(株式投資編)
▲ 49,759円 (5銘柄売却:利確と損切)
■2020年12月度 第3週:特定口座分の評価損益(株式投資編)
▲ 12,659円 の含み損です(前月末から約3万円の回復)
特定口座分の月次損益状況はこちらです↓
特定口座の2020年利益確定累計は、現時点で+72,992円となり、NISA(ニーサ)口座を含めると全体では+838,431円の確定利益で推移しています。NISA(ニーサ)口座単体の2020年利益確定累計は+765,439円です。
12月第3週現在の全保有銘柄の評価損益状況は下記の通りです↓
12月は米国株含め5銘柄売却し、現在、下記の2銘柄を保有しています。
東証2:東芝(6502)200株 ↘↘
東証M:サイバー・バズ(7069)100株 ↘↘↘↘↘
この1週間も、東芝(6502)の低調が続いています。かつての不正会計問題で東証2まで降格しましたが、実力のある会社であることは間違いありません。さらに下がれば、買い増ししたいと思います。
一方、年初来安値を大きく更新していたサイバー・バズ(7069)は、更によくない展開です。年内にどこかのポイントで損切します。インスタで化粧品、トイレタリのマーケティング支援をしている会社です。SNS運用やネット広告もコロナ禍で、広告主が予算を削っているのでしょう。いくら待っても上がらないように思います。
2021年の投資展望は、順張り主体で行きたいと思います。逆張りは、購入タイミングを見誤ると、大怪我し、大変なことになります。2020年の教訓として実地体験により、相場で学びました。では、皆様、よい週末を!