ロシアがウクライナに侵攻し、軍の施設にミサイル攻撃をしかけました。キエフなどの軍司令部が対象で、プーチン大統領がウクライナ東部で特別軍事作戦を行うことを決めたと発表しました。
ロシアが支援する親ロシア派武装勢力が一部地域を占領するウクライナ東部の住民の保護が目的と述べ、「ウクライナの占領は計画に含まれない」と主張はしているようですが、真相は分かりません。
一方、ウクライナのクレバ外相はロシアがウクライナへの大規模な再侵攻を始めたと述べています。複数の都市が標的となっているとして「全面的な攻撃だ」と非難しています。
プーチン大統領の決定を受け、バイデン大統領は「悲劇的な死と苦しみをもたらす計画的戦争を選んだ」と非難しています。そろそろ日本も、岸田総理から、大変遺憾…、誠に遺憾…、極めて遺憾…の声明がでてると思います。
このミサイル攻撃で、ロシアへの経済制裁が高まるとの見方から、2020年3月に一時マイナス価格になったWTI原油の価格が、7年ぶりに100＄を突破しました。
そこで、株価はどう動くかの予想ですが、イラクなど過去の戦争では、開始２日くらいで株価は戻してきています。今回も軍事力では圧倒的は力差があり、このまま、ミサイル発射で終わり、米欧VSロシアの武力抗争に発展しなければ、この数日が株価の底だと見ます。
米国も日本も戦地からは遥か離れており、日本や米国で戦争が始まっている訳ではありません。また、日本の輸出入も大半がアメリカや中国なので、ロシアに経済制裁しても、あまり影響はないと思います。
ということで、株式市場はあと数日下がり、日経平均は一瞬24,000台に突入することはあるかもしれませんが、そこが底値と個人的には楽観視しています。
今日の日経平均は大幅に5日続落し、前日比478円安の25,970円で終えました。1月に付けた26,170円を下回って昨年来安値を更新し、2020年11月20日以来、1年3カ月ぶりの安値を付けました。
5日続落するのは21年9月27日～10月6日に8日続落して以来で、ウクライナ情勢をめぐる地政学リスクが一段と強まったのを嫌気した売りが優勢し、下げ幅は一時670円まで拡大しました。
現在の含み損益 ▲802,492円
内訳
日本株 ▲29,007円
米国株 ▲773,485円
現在の確定損益 ▲585,348円（2021年12月以降の累計）
損益の合計 ▲1,387,840円
現時点の保有銘柄は下記のとおりです。
【米国株】
（AAPL）アップル 20株
（AMAT）アプライド マテリアルズ 25株
（AMZN）アマゾン ドット コム ２株
（CRM）セールスフォース ドットコム 10株
（GOOGL）アルファベット ２株
（NFLX）ネットフリックス 24株
（NVDA）エヌビディア 29株
【日本株】
（現物）
トレンドマイクロ（4704）200株
日本電信電話（9432）800株
（信用買）
日本電信電話（9432）2,700株
こんな中ですが、NTT・日本電信電話（9432）は強いです。日経平均は5日間で1,500円近く下げており、明日以降の自律反発に期待したいところですが、今週は厳しいと思います。
このあと、日本時間の22時30分に2021年10-12月期の米GDP改定値と米新規失業保険申請件数が発表されるほか、25 日の午前零時には１月の米新築住宅販売件数が発表される予定です。
今日は結果に関係なくウクライナ情勢で米国市場は暴落しそうです。私の保有するアメ株も大変なことになっています。もうここまでくれば耐えるしか道はありません。
