今日の日経平均は米国株安を受けて3日ぶりに大幅反落となり762円安の27,878円となりました。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長がジャクソンホール会議での講演で利上げ継続によるインフレ抑制の姿勢を鮮明にしたことや、欧州中央銀行(ECB)が9月の理事会で通常の3倍となる0.75%の利上げを議論する可能性があると伝わったこともあり3日ぶりに大きな反落となりました。
NYダウ平均が1,000ドルを超す下落となったことで大幅な下落となり、日経平均は節目の28,000円を割り込んだことで下値への警戒感が一段と意識されそうですが、相場の行方は神のみぞ知ります。
日本株で一つ救いは、保有していたリクルートは珍しく利確のポイントを間違わずに胸を撫で下ろしています。今日のリクルートHD(6098) は▲208(-4.51%)の4,397円まで大きく値を下げました。パウエル議長講演を受け米株急落を受けたグロース株の下げは一段ときついものになっています。
一方、アメ株は、パウエル議⻑は26日のジャクソンホール会議での講演で、インフレ率を抑制するために、積極的に 利上げを進める方針であることを表明しているので、当分の間、株価は低空飛行すると思います。
また、インフレの問題が解消するまで、FRB が利上げの方針を早期に転換すると期待するべきではないと、市場の一部で浮上していた早期利下げ観測を否定したほか、9/20-21のFOMCでの「利上げ幅は発表されるデータ次第」との見解を示したことで市場の動揺が大きくなっています。
加えて、通常よりも大幅な利上げが続く可能性を排除しない姿勢も示し、市場ではタカ派的と受け止められています。次回のFOMCまでに8月雇用統計(9/2)、消費者物価指数(9/13)、生産者物価指数(9/14)などが発表 されます。
目先の投資家心理は、注目度の高い経済物価指標を受けて景気後退懸念と FRB の利上げペース加速観測の狭間で揺れ動く可能性が高そうです。経済指標の結果次第で相場が短期的に調整する局面も想定され、それに対する備えは怠れませんが、我々弱小の個人投資ができることはただただ嵐が過ぎるのを耐えるしかありません。
ただ、個人的には米国株はこのあと、そう時間を掃除かけずに上昇トレン ドに回帰する展開が想定されるうにも思いますし、そうなってほしいと思います。すでに、アメ株はドル資金の98%を投入している為、当面、どうなろうと指をくわえて見るしかできません。
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現時点で保有する日本株は2銘柄です。
サイバーリンクス(3683)200株 ▲20,400円
テラスカイ(3915)300株 +3,300円
また、現時点で保有する米国株は下記の2銘柄です。
メルカドリブレ(MELI)20株 ▲33,350円
ネクステラ エナジー(NEE)200株 ▲19,774円
アメ株は、ドル円が138.40とかなり円安に振れており恩恵を受けています。
一方、ウェルスナビは今日は週初めにつき動きはありませえん。評価損は▲1,611円のままです。
さあ、今週はどんな強風になるか、まずは今晩の米国市場に注目です。