驚きました。今日は日米とも株価は絶好調のリスクオンとなり、日本株も日経平均株価は、一時600円を超す場面があり、終値でも554円高と東証株全体が絶好調の波に覆われました。新型肺炎コロナウイルス発生前の水準に戻っています。ドル円も今にも110円台に回復しそうな様相です。しかし、そのような状況下でも、ユーザーローカル【3984】は、常に我が道を行っています。
ユーザーローカルは、年が変わり、日経平均株価が上がろうが下がろうが、IR発信しようがしまいが、微動だにしません。不思議でなりません。東証1に格上げされたにも関わらず、出来高は本当に少なくマザーズ以下ではないでしょうか。新規の買いが入らない中で、既存のホルダーは、含み損を抱えて我慢しているということなのでしょうか、出来高が少なすぎます。
しかし、このことはユーザーローカルだけに留まりません。多くの投資家が、立会外分売投資はリスクが高いと印象付けられる相場展開です。今回の主幹事証券のみならず、今後の上場企業で、東証1への市場変更での立会外分売でも、こんなに激しく落ちる姿を見せては、証券業界全体、ひいてはこれから立会外分売をしようとしてる企業も資金調達がうまくいかなくなってくると危惧します。
まあ、今日のユーザーローカルは大方の予想を裏切ったと思いますが、明日はどうなるか、日経が今日の急騰を受けて、週末ということもあり、利益確定売りから、或いは休日のリスク回避から値が下がるシーンがあれば、ユーザーローカルは激しく落ちることが想定されます。今日の終値では、▲287,000円ですが、30万円以下であれば、目が慣れてきたのでしょうか、別段なんとも思わないという不思議な感覚に陥ります。
もう、ここまでくれば、どうすることもできません。とことんついていくしかありません。そして、2,000円前半では買増しがベストな戦略ではないかと思います。東証1へ市場変更で、これですから、今後の立会外分売は注目されなくなること必至です。上場会社の資金調達は、今は市場金利が非常に安いので、立会外分売ではなく銀行借り入れでもいいのではないかと思います。
今週は、明日残り1日となりました。明日はどんな風が吹くか、楽しみです。そういえば、明日2/7は、IPO(新規公開株)当選したジモティー(7082)の上場初日です。ジモティーの初値は初日の気配上限となる2,300円(公募価格の2.3倍)を予想する見方が大勢です。初日初値が付かない場合、持ち越しとなれば週が変わるので多少嫌な予感もします。成売かホールドか、一旦利食って下がったところをIPOセカンダリーするか、色々迷います。