週明け、月曜日の日経平均はまさかの564円高でバブル崩壊後の高値を更新して、33,753円となりました。5月の米個人消費支出(PCE)物価指数の伸びが鈍化したことでインフレへの警戒感が後退し先週末の米国市場が上昇となったことから買いが優勢となりました。
寄り付き前の8時50分に発表となった6月の日銀短観で大企業・製造業の業況判断指数(DI)がプラス5となり7四半期ぶりに改善したこともあって、日経平均株価は大きく値を上げ、6月16日に付けたバブル崩壊後の高値(33,706円)を上回りました。
その結果、ここもと、上値の重さが目立った日経平均でしたが、上昇の勢いが戻ってきたといえそうで節目の34,000円回復への期待も高まりつつあります。私の保有する日経225マイクロ先物の2枚の売りポジションは▲約1万円となっています。もうしばらく、耐えます。どこかでは下がります。もっと上がれば、売りポジションを増やしていきたと思います。
現時点で、日経225マイクロ先物 33,202円で売建2枚のポジションです。
なお、このあと日本時間の23時には6月の米ISM製造業景況感指数が発表される予定です。さらに今晩の米国市場は独立記念日の祝日の前日で短縮取引となります。どういった動きになるのでしょうか。
ドル円はこの時間再び円安方向に動いており、144.80水準です。145円超えになってくると、流石に財務省から牽制球が飛んでくるので、どんどん上がらないとは思いますが、日銀の植田総裁が金融政策の転換をしない限り、このトレンドは緩やかながら、今しばらくは円安に動きそうです。