最終日の今日、日経平均は3日ぶりに反落し45円安の33,189円となりました。昨日の米国市場が高安まちまちとなり新たな買い材料に乏しいなか、四半期末で機関投資家などのリバランス(資金の再配分)に絡んだ売りによる需給悪化が意識され反落となりました。
恐ろしいことに、この半年で日経平均は27.2%上昇し大きく水準を切り上げています。先々週まで10週連続で上昇するなど急ピッチでの上昇が続いただけにここにきて上値が重くなりつつあるとショートポジションの私は喜んでいましたが、今晩のNYタイムに入り株価が好調で、再び日経先物も上昇に転じています。
現時点での評価は、▲3,382円の含み損です。現時点で、日経225マイクロ先物 33,202円で売建2枚のポジションです。ここらが一旦の上昇の終着駅になってくれることを期待します。今日はボラタイルな動きをしています。
この背景には、日本時間の21時30分には米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として重視する5月の米個人消費支出(PCE)物価指数が発表されたことによる影響が大きいと思います。結果は、伸びの鈍化で、実質消費は横ばいとなり、景気失速を示唆したことから、FRBへの利上げが後退した見る動きが増し、株価は上げて反応、特にナスダックは大きく上げています。
一方、今日は朝方のドル円が、一時145円台となり、7カ月ぶりの円安水準となっていましたが、足元では少し落ち着きを見せ始めています。
まあ、ともあれ長くて速い1週間、大変お疲れさまでした。