日経平均は7月11日に42,000円を超えましたが、その翌日、7月12日は一気に▲1,033円安で41,190円と非常にボラタイルな動きとなっています。
為替もドル円は米CPIの3ヶ月連続の市場予想を下回る結果を受けて、急落、この急落の裏には、本邦財務省が勢いを付けるために為替介入したと報道がありますが、これって、これまでの為替介入ではなく、FXトレーダー、ヘッジファンドと同様、ロングポジションを焼き殺しにいった行為であり、ここまでするのかと思っています。
ただ、介入効果ならあと何日持つかということになり、かえって、FXで下がったところにロングで入る口実を与えているようで、為替介入によって海外勢を儲けさせることにもなるように思います。いずれにしても、日本が金利を上げない限り、円安は続くとみています。月末の日銀政策決定会合に注目です。
昨日の日経平均はハイテク株を中心に利益確定の売りが出て昨日の米国市場でナスダック総合株価指数が2％近い下落となったことや、一時157円台まで進んだ急速な円高を受けて大幅反落となり、今年最大の下げ幅となりました。これが、短期的な過熱感が強まったことに対するスピード調整か見極めが必要ですが、乱高下しすぎており非常に怖い相場になっています。
そんな中、私のポジションは一部保有銘柄を利確、身軽にし昨日の終値で▲418,600円の含み損となっており、平均的な株価が上がっている一方で私の含み損は拡大しています。ただ、天邪鬼的な銘柄が大半で先週など、一時▲60万円を超す含み損になっていましたので、それからするとまだマシになっています。昨日の日経平均の大暴落に対しても、大半の銘柄で上がりました。
画像にあるとおり、引き続きＡＶＩＬＥＮ（5591）が大不調ですが、昨日は一気に＋9.47％上げて一日で＋70,500円戻しています。この勢いが来週以降も続くことを祈ります。
現時点で下記の５銘柄を保有中です。
ソラコム（147A） 500株
ジェノバ（5570） 300株
ＡＶＩＬＥＮ（5591） 500株
三井海洋開発（6269）500株
ＮＩＰＰＯＮ ＥＸＰＲＥＳＳホールディングス（9147） 300株
一方、2024年1月から始めた積立NISAは究極のドルコスト平均法で運用しており、私の場合は毎日約4,300円くらい投資して、月額で10万円になるように分散しています。その結果、1月からの累計で＋58,281円となっています。
ドルコスト平均法で何も考えずに投資した方は、投資額60万円に対し、その1割の＋6万円が現在含み益となっています。一方、気合を入れて、長年の経験則の中でこれは上がる、上がるはずと確信を持って買った個別銘柄では約600万円の投資額に対し、▲40万円の含み損となっており、如何に私の判断が当てにならないかが証明されています。
積立でしていたら、＋60万円の評価益ということになりますから、昔から人間より、サルの方が投資（餌箱によって買いと売りを選ばす）が上手と言われますが、それが心底わかった気がします。先のこと、投資の行方は神のみぞ知る領域でしょうか。私には特に当てはまると実感です。結果だけが重要の投資の世界、三井海洋開発（6269）だけは大正解でした（200株買い増ししました）。まあ、勝てば官軍！の世界ですね。改めてそう思います。それでは、皆様、1週間お疲れ様でした。
