今日の日経平均は昨日の米国市場が上昇したことから13円高の32,203円となりました。為替が一時140円台半ばまで円高に進んだこともあり後場にはマイナスとなる場面もありましたがなんとか持ち直しまし、プラス圏で取引を終えました。
そのため押し目買い意欲は引き続き強いと思えるかもしれませんが、個人的には下がるとみています。日経平均は節目の32,500円を前に伸び悩み上げ幅を大きく縮めたことから上値の重さが意識されそうです。
個人的には、現時点で、日経225マイクロ先物は、33,202円で売建2枚のポジションのままで、この時間、+22,118円の含み益となっています。これまでの下げでは、売りのポジションを持って以降、今晩が一番の下げとなっています。
日経225マイクロ先物のレバレッジは10倍なので少額で投資でき、投資家の端くれ Kensinhan には、ちょうどいいポジションサイズです。
ただ、ここからは、明日の米CPI発表を控え、株式相場もドル円も様子見ムードとなり、同意少なく推移するものと思います。
いずれにしましても、米連邦公開市場委員会(FOMC)の参加メンバーであるクリーブランド連銀のメスター総裁が昨日、高インフレの根強さに警戒感をにじませ、追加の金融引き締めは妥当との認識を示しています。
今後の利上げについては、「これから出てくる指標次第だ。それが今の想定通りであれば、政策金利をいくらか引き上げる必要がある」とのことなので、下旬のFOMCまでは経済指標の結果が好調であればあるほど、株価には悪材料となるため、やはり、総じて売りポジションを集めにしていきたいと思います。