新型コロナも感染拡大のピークは過ぎたように感じる今日この頃です。政府が発令した緊急事態宣言の効果が出てきたと思います。街中は仕方ないですが、自粛要請の嵐で、飲食店はじめ多くの店が閉店しており、この先の日本経済の回復がどうなるのか心配しています。食品スーパーやCVSなどは好調のようですが、百貨店、航空、輸送、損保など多くの業種業界がダメージを受けています。我々投資家も然りです。
一方、WHOテドロス事務局長は4/29の会見で、世界的な感染拡大について「我々は早くから最高レベルの警告を鳴らしてきた」「世界はWHOに耳を貸すべきだった」「もう世界は元通りには戻らない」と言っています。どの口が言っているのかと呆れますが、2月当初、「新型コロナはたいしたことはない」というWHOテドロス事務局長の発言に世界が耳を貸した結果が、こんな大惨事になっていることを我々は忘れてはなりません。
さて、2020年4月の損益状況(特定口座分)は下記の通りです。少し海面が見えてきたように感じますが、まだ悲惨な状況に変わりはありません。株で稼ぐにはまだまだの状況です。
■2020年4月:特定口座分の確定損益(株式投資編)
±0円 (確定せず:損切はしていません)
■2020年4月:特定口座分の評価損益(株式投資編)
▲-740,271円 の含み損です(最大含損の▲215万円から大幅改善)
特定口座分の月次損益状況です↓
含み損は、ピークの3月第3週から比較すると目覚ましい回復劇になっていますが、依然予断を許さぬ状況が続いています。こんなに日本経済が疲弊しているのに、足元の日経平均株価は高く、日銀が無制限に国債を買い入れたり、日経225のETF買い入れ額を倍増するなどしているからなんとか保たれている相場だと思います。
株価が安定することで、安心感はありますが、そうした意味でインチキ相場のような気がしてなりません。4-6月はすごく悪くても、7-9月はV字回復するであろうというサクセスストーリーを織り込んだ株価なのでしょうか。だとすれば、新型コロナの長期化は最悪です。この先の状況次第となり、非常に怖い気がします。でもまあ、足元でも、含み損が減ることは大歓迎です。あとは神頼みするしかなさそうです。
米国株含む個別銘柄の損益状況は下記の通りです↓
投資額の約6割を占めるユーザーローカル【3984】(1,000株保有:平均簿価3,365円(2019年11月に500株+2/27に300株買増+2/28に200株買増))も大きく値を戻しています。あと一歩の状況ですが、ここからの道のりは遠そうです。千里の道も一歩からを肝に銘じます。あと、米国株のFISERV(ファイサーブ)も米国株式市場の好調を受け、結構、復活してきました。4月末にここまで戻るとは想定外でした。
小口保有のソースネクスト【4344】、テルモ【4543】、バンダイナムコホールディングス【7832】は全体の評価損益にはあまり影響しませんが、一進一退の攻防が続いています。中でもソースネクスト【4344】の戻りが弱く、気長に待つとします。
これから日本市場は5/6迄休場となりますが、米国市場は通常通り動きます。まずはNYダウが落ちないことを祈るばかりです。そして連休明けには、ロングマークしてきたETFのWTI原油価格連動型上場投信(1671)を再検討します。